いかにもこの作者お得意の領域なのでそれなりに面白いですが、明らかにトリックから話を組み立てているので、話の設定が始めからちょっと現実味の薄いものになってしまっています。(トリックに正当性も持たせようとして、こじつけたような設定になっています)まあユーモアミステリの範疇なのでそれでも良いのでしょうが、探偵役のキャラクターの豹変振りにかなり違和感があり、こちらでも読んでいて却って興醒めの印象でした。
ここまで極端にしなくとも充分”安楽椅子”探偵で良いと思いますが。
それから個人的には、最終話の設定にかなりの無理があるように思えて残念でした。歌野晶午風の最後のビックリを狙ったのかもしれませんが、蛇足に思えます。密室トリック一本で勝負した方が良かったのでは?
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥849¥849 税込
ポイント: 8pt
(1%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon 販売者: 檜樫書店
新品:
¥849¥849 税込
ポイント: 8pt
(1%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon
販売者: 檜樫書店
中古品: ¥1
中古品:
¥1

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
純喫茶「一服堂」の四季 単行本(ソフトカバー) – 2014/10/9
東川 篤哉
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥849","priceAmount":849.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"849","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"GYk%2BkcK18%2BvEQbCv5R%2BB%2BJapeeiNPT7lNwJx4TqrxY8ivv3b0tuZpMiH4nMhbsoRwKA7WzkouqGFmdn2IDiM9VAadCk1T4Frn67AGkyLOvDFw2zXUo3yux%2FdZB2AIjRzASPROkkE%2B%2FWYrqG56vzQWGCEKfcw5f8UZNiYsGTNjxmFYkRSYbF5zCd%2FKG6jtIXZ","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"GYk%2BkcK18%2BvEQbCv5R%2BB%2BJapeeiNPT7lwM6sRNrw0dkWuGvU2pC247YP62Umano66zdbcrcMkF9BGHTGTktQaPFRon%2BjPUJJuXHBbEbrPRWVl9HqfNTiC11NNlsjdH6Bj5020UIQTOo2tfT7ia5php6rUL3XFO8UXsTpoArk0LqBE417nOyi5Q%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
古都・鎌倉でひっそりと営業する古民家風喫茶「一服堂」。エプロンドレス姿の美人店主は、恥ずかしがり屋で人見知り。しかし、事件となるとガラリと人が変わってしまう。動機には一切興味がない安楽椅子型の名探偵が「春」「夏」「秋」「冬」の4つの事件を鮮やかに解く、連作シリーズ!
- 本の長さ266ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2014/10/9
- ISBN-104062191857
- ISBN-13978-4062191852
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2014/10/9)
- 発売日 : 2014/10/9
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 266ページ
- ISBN-10 : 4062191857
- ISBN-13 : 978-4062191852
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,331,879位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 217,045位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コーヒーが嫌いなので、味の表現をされてもいまいち分からなかったが、推理シーンは面白かった。
ただ、推理した後の顛末があれば良かったのにな、と思う。
ただ、推理した後の顛末があれば良かったのにな、と思う。
2017年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作家さんは北川景子主演ドラマで知ったのが最初でしたが、その時は御名前を覚えるところまで行かず、メフイストの連載に4回登場したこの作品で、手元に残すため単行本を購入しました。本のデザインまで非常に凝った造りで、内容的にも力作だと思うのですが、人気はいまいちのようですね。問題は落ちでテーマが反転する構造が、万人には受け入れられないという、宿命でしょうか。個人的には大変面白いと思います。
2016年11月23日に日本でレビュー済み
作者が東川さんですから、
「なぞ解きはディナーのあとで」などと同様
軽く読める本。
ひまつぶしにはもってこいでした。
「なぞ解きはディナーのあとで」などと同様
軽く読める本。
ひまつぶしにはもってこいでした。
2023年1月8日に日本でレビュー済み
ひと昔近く前の作品なので仕方ないのかもしれませんが、パワハラ・セクハラやルッキズムで笑いを取ることがユーモアと思われているようです。
しかもそれを自慢気にされているところが、時代遅れのおじさんぽくて、無料だから読んだけど、正直キャラも含めてつまらなかったです。
だいたい、ゲイ=おネエなんて知識不足でしょ。
しかもそれを自慢気にされているところが、時代遅れのおじさんぽくて、無料だから読んだけど、正直キャラも含めてつまらなかったです。
だいたい、ゲイ=おネエなんて知識不足でしょ。
2015年3月4日に日本でレビュー済み
表紙の萌え系のメイド姿の女の子のイメージとは、全くの別物の作品内容です!ご注意を!
すべてのトリックや伏線の張り方が、本当に見事で感心してしまいましたっ!
劇場版「謎解きはディナーのあとで」のトリックのような、思わず大爆笑してしまうような抱腹絶倒のトリックが満載です!
ただし、絶対に女の子にはお勧めしません!!
作者と同じ年代の40代男性向けのオヤジギャグやトリックが満載されています($・・)/~~~
物語全編を通じて仕掛けられた大スケールの叙述トリックに、感服してしまいました(=^・・^=)
鳥肌が立つほどビックリしちゃいました☆
個人的には第三話と第四話の、下ネタや下品なネタがツボにはいってしまいました☆
本格ユーモア推理小説家、東山敦哉とかって自分のことじゃないですかぁ~?笑
自虐ネタというか、東川さんの本性や性癖がはっきり分かりました(^◇^)
2話のトリックもすごくうならされましたね!見事に騙されちゃいました☆
すべてのトリックや伏線の張り方が、本当に見事で感心してしまいましたっ!
劇場版「謎解きはディナーのあとで」のトリックのような、思わず大爆笑してしまうような抱腹絶倒のトリックが満載です!
ただし、絶対に女の子にはお勧めしません!!
作者と同じ年代の40代男性向けのオヤジギャグやトリックが満載されています($・・)/~~~
物語全編を通じて仕掛けられた大スケールの叙述トリックに、感服してしまいました(=^・・^=)
鳥肌が立つほどビックリしちゃいました☆
個人的には第三話と第四話の、下ネタや下品なネタがツボにはいってしまいました☆
本格ユーモア推理小説家、東山敦哉とかって自分のことじゃないですかぁ~?笑
自虐ネタというか、東川さんの本性や性癖がはっきり分かりました(^◇^)
2話のトリックもすごくうならされましたね!見事に騙されちゃいました☆
2017年8月20日に日本でレビュー済み
まあまあ面白いのであるが、第2話に使われているトリックは成立し得ないと思われる。
ネタバレになって欲しくないので曖昧にしか書けないが、普通そんなことされたら、物語の中での殺害方を施されてる前に死んでしまいますよ。
ネタバレになって欲しくないので曖昧にしか書けないが、普通そんなことされたら、物語の中での殺害方を施されてる前に死んでしまいますよ。
2017年7月21日に日本でレビュー済み
(以下、暗示程度のネタバレ)
この連作全体に施された仕掛けは、某現役作家の連作短編集と全くと言っていいほど同じもの。
(ただし、アチラはもうひとつ別の仕掛けがある)。
しかも舞台装置まで少し似ている。
作者は当然読んでなかったと思うが、編集者は仕事柄読んでいた可能性が高く、
最終話原稿を受け取ってあっと驚いたのではないか。
それでもボツにしなかったのは、おそらくテイストがまるで正反対だからだ。
同じオチで片や喪失感を含んだやるせなさに包まれ、片や下品なまでの哄笑でなんだか元気にさせられる。
その独特の味わいは捨てがたい(特に一定年齢層にとっては)ものの
ここは思い切って仕掛けを外してリライトした方がいいと思う。
第1話がもっとも上出来で第4話がもっとも不出来でもあるし、
第2話第3話にあまり伏線が張れていないのも東川氏らしくない。
何よりもキャラクターの面白さ、輪舞状に常連が増えていく、もうひとつの趣向の楽しさが
大きく損なわれているからだ(特に某人物の来店間隔はあまりに無理がある)。
この連作全体に施された仕掛けは、某現役作家の連作短編集と全くと言っていいほど同じもの。
(ただし、アチラはもうひとつ別の仕掛けがある)。
しかも舞台装置まで少し似ている。
作者は当然読んでなかったと思うが、編集者は仕事柄読んでいた可能性が高く、
最終話原稿を受け取ってあっと驚いたのではないか。
それでもボツにしなかったのは、おそらくテイストがまるで正反対だからだ。
同じオチで片や喪失感を含んだやるせなさに包まれ、片や下品なまでの哄笑でなんだか元気にさせられる。
その独特の味わいは捨てがたい(特に一定年齢層にとっては)ものの
ここは思い切って仕掛けを外してリライトした方がいいと思う。
第1話がもっとも上出来で第4話がもっとも不出来でもあるし、
第2話第3話にあまり伏線が張れていないのも東川氏らしくない。
何よりもキャラクターの面白さ、輪舞状に常連が増えていく、もうひとつの趣向の楽しさが
大きく損なわれているからだ(特に某人物の来店間隔はあまりに無理がある)。