正直いって私はこの作者のシリアス展開は苦手である。ラーメン屋に入ったら何故かカレーを出されるような錯覚に陥る。
しかもそのカレーも何の変哲も無いカレーであり、不味くもないが特筆して美味くもない。
勿論専門店には及ばない。そんな印象なのである。
だがこの作者の「足掻き」として理解はできる。いつものギャグ展開ではユーザーの増加も頭打ちになってることが見て取れる
それゆえあの手この手でユーザーを獲得しようと足掻く。これは大変勇気の居る行動だし、ましてジャンプの場合は打ち切りの引き金にも
なりかねない。だがそんな事は作者自身が良く分かってるはず。
見てる方も馬鹿じゃないから察する事はできる。でもあえて言いたい。シリアスで新規を獲得するんじゃなくてより面白いギャグやキャラクターの深み
でユーザー層を厚くして欲しい。簡単に言ってしまったがこれもファンのワガママなんだろうな、と思う。

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左門くんはサモナー 9 (ジャンプコミックス) コミック – 2017/5/2
沼 駿
(著)
左門くんのため、美食食材ハントで世界中を大冒険する九頭龍くん。ナッキー主催の女子会でズタボロの天使ヶ原さん&アンリ。そんないつも通り(?)の日常が、地獄の三大支配者の一人、ベルゼビュートの登場で一変! アンリをめぐって、地獄の六柱と左門くんが全面対決することに!? 衝撃の新シリーズへ突入です!!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2017/5/2
- ISBN-104088810740
- ISBN-13978-4088810744
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年5月8日に日本でレビュー済み
この9巻は前半と後半で印象が変わります。
てっしーパパこと天使ヶ原円氏は相変わらず左門くんを目の敵にしているようで、ほぼストーカーと化す始末。娘のためにと(思い込んで)左門くんに立ち向かうも、空回りする様はどこか悲哀をさそいます。ですが彼を責められましょうか!。9巻の裏表紙を御覧になって下さい!。これぞ愛娘のために戦った気高き父親の姿です!。断じて妖怪クールビズおじさんじゃありませんよ!(両足はいつの間にビズられたんだよ・・)。
ちなみにこの話は、ドラえもんのエピソードの中でも名作と名高い、ドラえもんが未来に帰っちゃうエピソードのパロディとなっております。
ジャイアンの配役がベヒモス先輩とか分が悪すぎるだろ・・。
アンリさんはすっかりギャグ漫画ではお馴染みの、メシマズ・・いや、メシヤバキャラとしての地位を確立。ナッキー印の聖典に触発され、左門くんにと手料理を作りますが、悪神の手によりおにぎりはダークマターと化す!。
いつかちゃんとした料理を作れるようになろうと奮起するアンリさんなのでした。健気だ・・。
料理を食べる左門くんがですよ?。
9巻は質問コーナーが大充実。プロフィールに記すまでもないようなキャラクターの細かい設定とかもあって嬉しい。
作者個人にに対する質問に対しては、沼駿先生めっちゃ真面目に答えてやはる。某人気ジャンプ漫画のコミックスにある質問コーナーみたいに、少しくらい弾けちゃってもいいと思います。先生の容姿は(アンガールズ+加瀬亮)×不審者+ハンチング帽=でいいんすか・・?。
いつもの左門くんはここまで。
後半からは長編再び。
以前から存在が示唆されていた地獄の三大支配者、その一角である大悪魔ベルゼビュートがついに登場。こいつぁ今までにないシリアス色の強いキャラクターだ・・。と思いきや、妙にアンリさんに固執したりとすでに若干あやしい。
もう最高のババアだったってどんな誉め言葉っすか、ベル様絶対アンリさんの事好きでしょ。僕も大好きです。最高にかわいいババアっすよね!。すみません。
左門くんの助っ人として、あのマステマが早くも再登場。かつての敵が味方になる。この展開は熱い。まるで少年ジャンプの漫画みたいだ!(少年ジャンプの漫画です)。
マステマは敵に回すと厄介だけど、味方にいても厄介だ(ウザさ的な意味で)。
前々から気になっていた左門くんとネビロスの過去話もあり、右目の色が違う理由も明らかに。
他の六柱の面々とはこの頃から親交があったようです。この辺りは後付け設定だとしても、上手くまとめていると思いました。
なお、カス虫と化したのもこの頃から。早くないすかね?。
そして最後のネビロス戦ー・・!!
読み終え・・
おかしい。何だこれ。私が読んでいたのは確かー、
バトルそこそこ、萌えと色気はぼちぼちの正統派ギャグ漫画、左門くんはサモナーだったはず。なのに何だ、この読後感は。
ギャグを合間に挟まないと、別の漫画と錯覚しそうになる。
特に最後の、かつては師弟関係だったと判明したネビロスとのガチバトルは、左門くんならではの虚をつく攻撃で純粋にバトルものとして面白かったですし、マステマを助っ人にする際の駆け引き等、頭脳戦でも魅せてくれました。
ネビロスとの関係もライバルや師弟だけではなく、まるで親子の様な描写もあり、これには少し感動してしまった。
正直に申しますと、
個人的に、連載初期の頃のギャグのキレが最近は今一つ感じられず、あまり面白くないなという話や場面が散見していました。
パロディネタも元となる作品への愛好や知識が無ければ、面白さに繋がらない事もあるため、多用は危険かもしれません。
更に言わせていただくなら、9巻はベルゼビュート編がなければ今までずっと既巻のレビューで付けていた星5の評価を減らそうかとも考えていました。
ですがここしばらくはどうした事か。ギャグやパロディが無くとも、この漫画は今が、正に、最高に面白い。
このベルゼビュート編は言わば、今までの集大成と言ってもいいのではないでしょうか。
次巻はいよいよコミックスの一つの大台となる10巻。
ベルゼビュート編決着なるか!?。
てっしーパパこと天使ヶ原円氏は相変わらず左門くんを目の敵にしているようで、ほぼストーカーと化す始末。娘のためにと(思い込んで)左門くんに立ち向かうも、空回りする様はどこか悲哀をさそいます。ですが彼を責められましょうか!。9巻の裏表紙を御覧になって下さい!。これぞ愛娘のために戦った気高き父親の姿です!。断じて妖怪クールビズおじさんじゃありませんよ!(両足はいつの間にビズられたんだよ・・)。
ちなみにこの話は、ドラえもんのエピソードの中でも名作と名高い、ドラえもんが未来に帰っちゃうエピソードのパロディとなっております。
ジャイアンの配役がベヒモス先輩とか分が悪すぎるだろ・・。
アンリさんはすっかりギャグ漫画ではお馴染みの、メシマズ・・いや、メシヤバキャラとしての地位を確立。ナッキー印の聖典に触発され、左門くんにと手料理を作りますが、悪神の手によりおにぎりはダークマターと化す!。
いつかちゃんとした料理を作れるようになろうと奮起するアンリさんなのでした。健気だ・・。
料理を食べる左門くんがですよ?。
9巻は質問コーナーが大充実。プロフィールに記すまでもないようなキャラクターの細かい設定とかもあって嬉しい。
作者個人にに対する質問に対しては、沼駿先生めっちゃ真面目に答えてやはる。某人気ジャンプ漫画のコミックスにある質問コーナーみたいに、少しくらい弾けちゃってもいいと思います。先生の容姿は(アンガールズ+加瀬亮)×不審者+ハンチング帽=でいいんすか・・?。
いつもの左門くんはここまで。
後半からは長編再び。
以前から存在が示唆されていた地獄の三大支配者、その一角である大悪魔ベルゼビュートがついに登場。こいつぁ今までにないシリアス色の強いキャラクターだ・・。と思いきや、妙にアンリさんに固執したりとすでに若干あやしい。
もう最高のババアだったってどんな誉め言葉っすか、ベル様絶対アンリさんの事好きでしょ。僕も大好きです。最高にかわいいババアっすよね!。すみません。
左門くんの助っ人として、あのマステマが早くも再登場。かつての敵が味方になる。この展開は熱い。まるで少年ジャンプの漫画みたいだ!(少年ジャンプの漫画です)。
マステマは敵に回すと厄介だけど、味方にいても厄介だ(ウザさ的な意味で)。
前々から気になっていた左門くんとネビロスの過去話もあり、右目の色が違う理由も明らかに。
他の六柱の面々とはこの頃から親交があったようです。この辺りは後付け設定だとしても、上手くまとめていると思いました。
なお、カス虫と化したのもこの頃から。早くないすかね?。
そして最後のネビロス戦ー・・!!
読み終え・・
おかしい。何だこれ。私が読んでいたのは確かー、
バトルそこそこ、萌えと色気はぼちぼちの正統派ギャグ漫画、左門くんはサモナーだったはず。なのに何だ、この読後感は。
ギャグを合間に挟まないと、別の漫画と錯覚しそうになる。
特に最後の、かつては師弟関係だったと判明したネビロスとのガチバトルは、左門くんならではの虚をつく攻撃で純粋にバトルものとして面白かったですし、マステマを助っ人にする際の駆け引き等、頭脳戦でも魅せてくれました。
ネビロスとの関係もライバルや師弟だけではなく、まるで親子の様な描写もあり、これには少し感動してしまった。
正直に申しますと、
個人的に、連載初期の頃のギャグのキレが最近は今一つ感じられず、あまり面白くないなという話や場面が散見していました。
パロディネタも元となる作品への愛好や知識が無ければ、面白さに繋がらない事もあるため、多用は危険かもしれません。
更に言わせていただくなら、9巻はベルゼビュート編がなければ今までずっと既巻のレビューで付けていた星5の評価を減らそうかとも考えていました。
ですがここしばらくはどうした事か。ギャグやパロディが無くとも、この漫画は今が、正に、最高に面白い。
このベルゼビュート編は言わば、今までの集大成と言ってもいいのではないでしょうか。
次巻はいよいよコミックスの一つの大台となる10巻。
ベルゼビュート編決着なるか!?。
2017年5月12日に日本でレビュー済み
正直8巻辺りで微妙な流れの左門くんでしたが、9巻のアンリ奪還編に入って良い意味で裏切られました
基本1話完結ギャグだから気楽に読める作品なんだけど、長編、シリアスはこの作品には求めてない、、、けど、それを覆して9巻の内容は特に良かったです
9巻の締めでのネビロスとのバトルは左門くんを読んで初めて涙腺にきたぐらい内容が濃い熱い話でした
作者の実力は確かにある作品なんでこれからも方向性を間違えずに面白い作品を書いて欲しいです
基本1話完結ギャグだから気楽に読める作品なんだけど、長編、シリアスはこの作品には求めてない、、、けど、それを覆して9巻の内容は特に良かったです
9巻の締めでのネビロスとのバトルは左門くんを読んで初めて涙腺にきたぐらい内容が濃い熱い話でした
作者の実力は確かにある作品なんでこれからも方向性を間違えずに面白い作品を書いて欲しいです
2017年5月14日に日本でレビュー済み
作者がきちんと話を考え、キャラを大事にする人なのが伝わってくるので、どんな展開でも安心して読める。
コメディ色の強い漫画のシリアス展開は賛否両論あるけど、そもそもこの作品はシリアスというか暗い部分を持った作品なので、違和感は感じなかった。9巻では左門くんの過去も覗けることから、さらに考察が深まる。さりげないところで散りばめられる伏線がとても良い。
コメディ色の強い漫画のシリアス展開は賛否両論あるけど、そもそもこの作品はシリアスというか暗い部分を持った作品なので、違和感は感じなかった。9巻では左門くんの過去も覗けることから、さらに考察が深まる。さりげないところで散りばめられる伏線がとても良い。
2017年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
長編シリアス回ベルゼビュート編へと突入、本誌でも反響が高かった師弟対決までの収録となります。ギャグをメインに読んできた読者からすれば物足りない流れかもしれませんが、これまでに登場人物達の人間描写や関係性を読んできた層からすれば大きな局面を見せてくれるでしょう。今までの敵が味方になり、味方が敵になり、弱き者が強くなり、作中屈指の強者達が無力になるという以前作者が語った本作のテーマの一つであるパラドックスにそった展開でもあります。
週刊少年誌という難しい媒体でありながらも1巻から巧妙に張ってきた伏線がブレる事なく綺麗に回収された点で、作者のストーリーテリング能力を大きく評価したいと思います。考察・設定好きからすれば単行本を1から読み返すのも良し、まだまだ残された課題をどう魅せてくれるのか展開を読むのも良しと、今後とも楽しみな作品です。
週刊少年誌という難しい媒体でありながらも1巻から巧妙に張ってきた伏線がブレる事なく綺麗に回収された点で、作者のストーリーテリング能力を大きく評価したいと思います。考察・設定好きからすれば単行本を1から読み返すのも良し、まだまだ残された課題をどう魅せてくれるのか展開を読むのも良しと、今後とも楽しみな作品です。