読み出しは重いのだが、直ぐに引き込まれる。難しい謎解き推理小説ではなく、軽く読めるがオーストリアの暑さの描写のせいか、ちょっと焦り気味で先がきになる。絶妙なバランスが最後まで保たれていて、読了感も悪くない。
長さもかんじないし、秋の夜長にはオススメ
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渇きと偽り (ハヤカワ・ミステリ) 新書 – 2017/4/6
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購入オプションとあわせ買い
一家惨殺の犯人は旧友なのか?
デビュー作にして〈ニューヨーク・タイムズ〉ベストセラー。灼熱の町のフーダニット。
「ルークは嘘をついた。きみも嘘をついた」……意味深な手紙を受けとった連邦警察官フォークは二十年ぶりに故郷を訪れる。妻子を撃ち、自殺したとされる旧友ルークの葬儀に出るためだ。彼は手紙の送り主であるルークの両親から、息子の死の真相を突き止めてほしいと頼まれる。生まれ育った町での捜査は、フォークの脳裏に苦い記憶を呼び起こしていく。かつて、彼がここを離れる原因となった、ある事件の記憶を……。灼熱の太陽にあえぐ干魃の町で、人々が隠してきた過去と秘密が交錯する。オーストラリア発のフーダニット。
デビュー作にして〈ニューヨーク・タイムズ〉ベストセラー。灼熱の町のフーダニット。
「ルークは嘘をついた。きみも嘘をついた」……意味深な手紙を受けとった連邦警察官フォークは二十年ぶりに故郷を訪れる。妻子を撃ち、自殺したとされる旧友ルークの葬儀に出るためだ。彼は手紙の送り主であるルークの両親から、息子の死の真相を突き止めてほしいと頼まれる。生まれ育った町での捜査は、フォークの脳裏に苦い記憶を呼び起こしていく。かつて、彼がここを離れる原因となった、ある事件の記憶を……。灼熱の太陽にあえぐ干魃の町で、人々が隠してきた過去と秘密が交錯する。オーストラリア発のフーダニット。
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2017/4/6
- 寸法11 x 1.8 x 18.7 cm
- ISBN-104150019185
- ISBN-13978-4150019181
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商品の説明
著者について
ジェイン・ハーパー
マンチェスター生まれ。オーストラリアでジャーナリストとして活動。 デビュー作の本書は20ヵ国以上での刊行が決定している。 メルボルン在住。
マンチェスター生まれ。オーストラリアでジャーナリストとして活動。 デビュー作の本書は20ヵ国以上での刊行が決定している。 メルボルン在住。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2017/4/6)
- 発売日 : 2017/4/6
- 言語 : 日本語
- 新書 : 368ページ
- ISBN-10 : 4150019185
- ISBN-13 : 978-4150019181
- 寸法 : 11 x 1.8 x 18.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,082,371位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,711位ハヤカワ・ミステリ
- - 5,754位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 68,733位新書
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オーストラリアの田舎町(メルボルンから車で5時間)が舞台です。
主人公はある出来事が原因で 少年時代にこの町を離れましたが、元親友の葬式に参加するために再び町に足を踏み入れます。
田舎ならではの閉塞感、偏見、暴力。全般的にどこかで読んだような気がする話だったので星を3つにしましたが、続編が出るようです。
主人公はある出来事が原因で 少年時代にこの町を離れましたが、元親友の葬式に参加するために再び町に足を踏み入れます。
田舎ならではの閉塞感、偏見、暴力。全般的にどこかで読んだような気がする話だったので星を3つにしましたが、続編が出るようです。
2021年1月18日に日本でレビュー済み
各国のミステリ作品を読むとその国の文化、歴史、社会が分かってきて面白いです。メルボルン(豪)では環境問題(干ばつ)が大きな問題のようです。ストーリーはかつての友人が死んでしまった原因の捜査と、その友人たちの過去、そして悲しい事件が絡み合って面白かった。ただ、内容自体は環境問題以外は特に大きな特徴はないと思います。面白かったのは、大人になった視点で捜査が進むことと、子供自体の視点や思い出が同時に語られている事とその内容。特に若い頃の恋愛なのか、友情なのか、微妙な感情が語られるシーンや、その友人が亡くなっている原因は何なのか、が徐々に明らかになっていくこととと小説の終わり方。総じて良く出来ている小説で続編もきになる。
2018年5月3日に日本でレビュー済み
わけありで故郷を去った主人公が事件をきっかけに故郷に帰り巻き込まれる。
田舎特有のしがらみ世間の狭さ、新参者と地元のものとの対立、昔の女友達といい雰囲気に。
これでもかというほどの海外ミステリーにはありがちな舞台設定。
ストーリー展開のテンポがいいせいか快適に読み続けられる。
小説教室を受講していた人らしいので良くある舞台設定になったのはそのせいなのだろうと想像。
それが見事はまってデビュー作にしては異色の出来。
同じ主人公の作品が予定されているらしい、どこまでありがち設定の殻を破れるか?
それともありがち王道を突きすすむのか?
自作を読んでこの作家の真の実力が分かるのかもしれない。
田舎特有のしがらみ世間の狭さ、新参者と地元のものとの対立、昔の女友達といい雰囲気に。
これでもかというほどの海外ミステリーにはありがちな舞台設定。
ストーリー展開のテンポがいいせいか快適に読み続けられる。
小説教室を受講していた人らしいので良くある舞台設定になったのはそのせいなのだろうと想像。
それが見事はまってデビュー作にしては異色の出来。
同じ主人公の作品が予定されているらしい、どこまでありがち設定の殻を破れるか?
それともありがち王道を突きすすむのか?
自作を読んでこの作家の真の実力が分かるのかもしれない。
2019年1月7日に日本でレビュー済み
忙しい年末に二日で読了。とても新人の作品だとは思えない。舞台となるのは旱魃が続き極限まで渇ききったたオーストラリアの大地。旱魃が家畜、作物を襲い人の心まで蝕んでいく様子がとてもよく伝わってきた。厳しい自然の描写がただの飾りではなくストーリーにも大きく関わってくる。
文章はハードボイルドっぽく短く簡潔でリズミカル。アーロンとルーク、二人の友情に実に真実味があったので解説を読み女性作家と知り驚いた。ラスト近く、墓の描写でアーロンの苦労が全て報われた事を知りグッときた。このミス2018年版で7位というのも納得! の良作。
文章はハードボイルドっぽく短く簡潔でリズミカル。アーロンとルーク、二人の友情に実に真実味があったので解説を読み女性作家と知り驚いた。ラスト近く、墓の描写でアーロンの苦労が全て報われた事を知りグッときた。このミス2018年版で7位というのも納得! の良作。
2018年10月18日に日本でレビュー済み
最近チャンドラーの村上春樹訳「プレイバック」を文庫版で再読した。
で、とても面白かったんですこれが(当たり前かな)。
なので最近のミステリも読んでみたくなり、この本を文庫で見つけました。
(ちなみに今トレンドの北欧のミステリとかを含めて、昨今のミステリはほとんど読んだことがありません)
裏表紙にあるあらすじを読んで、”お、いいかもしれない”と思った。スティーブン・グリンリーフという作家が、タナーという探偵の帰郷にまつわる過去と事件を、ノスタルジイとともに書き記した「探偵の帰郷」というミステリというよりは極めてブンガク的な小説があったけど、それを思い出したんですね。
で、探偵ではないけど、連邦警察官である主人公フォークが、かつて暮らした土地に友人の死にまつわる事件と友人と共有した自身の過去の事件(というか事故)とに向き合いつつ、知らなくてもよかった過去と知る必要のあった今とに揺れ動きながら、事件の真実にたどりつくという、ま、そういう話です(かなり大雑把ですが)。
なので、ミステリとしての謎ときではなく、様々な葛藤を抱えながら、よろよろと真実と思えるものにたどり着く、主人公のおかれた状況とその心の揺れに共感できるかが、これの楽しみ方になるかと思います。
この作家は本作がデビューになるらしいけど、いろんなエピソードを重ねながら飽くことなく読ませる巧さは見事だと思いました。オーストラリアというとグレートバリアリーフやエアーズロックくらいしか自分は思いつかないんだけど、「渇き」という諸相をもつ土地柄に知識があれば、主人公の心象と帰りきた思い出の土地との「渇き具合」を一層切実に感じるかもしれないね。
ホント、フツーに面白い小説でした。
で、とても面白かったんですこれが(当たり前かな)。
なので最近のミステリも読んでみたくなり、この本を文庫で見つけました。
(ちなみに今トレンドの北欧のミステリとかを含めて、昨今のミステリはほとんど読んだことがありません)
裏表紙にあるあらすじを読んで、”お、いいかもしれない”と思った。スティーブン・グリンリーフという作家が、タナーという探偵の帰郷にまつわる過去と事件を、ノスタルジイとともに書き記した「探偵の帰郷」というミステリというよりは極めてブンガク的な小説があったけど、それを思い出したんですね。
で、探偵ではないけど、連邦警察官である主人公フォークが、かつて暮らした土地に友人の死にまつわる事件と友人と共有した自身の過去の事件(というか事故)とに向き合いつつ、知らなくてもよかった過去と知る必要のあった今とに揺れ動きながら、事件の真実にたどりつくという、ま、そういう話です(かなり大雑把ですが)。
なので、ミステリとしての謎ときではなく、様々な葛藤を抱えながら、よろよろと真実と思えるものにたどり着く、主人公のおかれた状況とその心の揺れに共感できるかが、これの楽しみ方になるかと思います。
この作家は本作がデビューになるらしいけど、いろんなエピソードを重ねながら飽くことなく読ませる巧さは見事だと思いました。オーストラリアというとグレートバリアリーフやエアーズロックくらいしか自分は思いつかないんだけど、「渇き」という諸相をもつ土地柄に知識があれば、主人公の心象と帰りきた思い出の土地との「渇き具合」を一層切実に感じるかもしれないね。
ホント、フツーに面白い小説でした。