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見聞読考録

2017-02-17

TREE - 柿崎順一・作

TREE と聞けば,大多数の人はそのまま「木」を思い浮かべるだろう。


僕は「系統樹」を思い浮かべる。例えば,生物の系譜を示した樹形図である。

あるいは,総説ばかりを掲載した雑誌「TREE: Trends of Ecology and Evolution」か。


そういう意味で,TREE という単語そのものに,僕はとても愛着を持っている。


今日紹介する TREE はそのどれでもない。

世界的なフラワーアーティストの柿崎順一さんによる芸術作品「TREE」である。


先日,琴似のコンカリーニョで開催された札幌国際舞踏フェスティバル 2017 で,フィンランドのダンサー SU-EN さんと柿崎順一さんとの共演作品で公開された。


札幌国際舞踏フェスティバル 2017 - 2017/02/11-02/12

http://sapporo-butoh.com/#firstPage


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残念ながら僕は観に行くことはできなかったが,作品自体は舞踏を引き立てる芸術という位置づけだったのだろうか。

あるいは,芸術と舞踏のコラボレーションとして,見どころの一つだったかもしれない。


いずれにしてもたった 25 分間のお披露目だったらしい。

製作者である世界的なフラワーアティストであるところの柿崎順一さんがそう言っていた。


そう,僕と柿崎さんとは友人と呼べる間柄なのだ。


誇らしいのでもう一度言おう。

僕と柿崎さんとは友人同士である。


ただ,柿崎さんが僕のことをどう思っているかはわからない。

これ以上言うと柿崎さんの気分を害するかもしれないので三度は言わない。


さて,「TREE」である。

ヤマグワの木に赤いチューリップを吊るしたシンプルな作品なのだが,これが札幌の冬によく映え,美しい。

この時期に大量のチューリップを入荷するのもたいへんだったらしい。

赤い服を着たダンサーとの共演もさぞかし見事だったことだろう。


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しかし,公演時間はたった 25 分間だけ。それではもったいない,ということでその後どこかに展示できないかと相談をいただいた。僕にできることならと,いくつか心当たりを当たったものの,ことごとく上手くいかなかったどころか,ある施設のエラいヒトにはこっぴどく叱られてしまった。悲しいかな,結局何の役にも立たなかった。


それでも講演の翌日,北大近くのゲストハウス UNTAPPED HOSTEL にて,柿崎さんの「TREE」の展示を手伝う機会に恵まれた。こんなに楽しそうな話はなかなかない。一も二もなくやらせていただくことに。


そして完成したのがこちらの作品。


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冬に赤いチューリップというだけで目を引く。

裏の病院の人たちも,宿泊の観光客も,物珍しそうに写真を撮っていた。


柿崎さんとしてはこれを雪解けまで展示して,枯れゆく様を観てほしいのだそうだ。

柿崎さんが長年に渡って取り組んでいる「生と死」をテーマにした作品の一環なのだそうだ。


やはり面白い。非常に面白い。僕がいつも相手にしている生態系とも通ずるところがある。

それなのに時々,何を言っているのかわからない。そこがいい。


柿崎さんが発行された作品集「NEW LIFE」もいただいた。

色鮮やかで衝撃的。異様で美しい作品が並ぶ。ひと目で惹きつけられる。


「プラハの死体」

「肉欲」

「泣くために生まれた白痴」

「黒蝶と踊る人」


作品名も異様である。


そんな柿崎さんと連れ立って歩いたすすきのの夜は,なにもかもが新しかった。

20 代の最後を飾るにふさわしい,新しい夜だった。


今作「TREE」は,今も UNTAPPED HOSTEL にて見ることができる。

http://untappedhostel.com/jpn/about.php


興味のある方は,是非。


見聞読考録 2017/02/17

2017-02-14

三十路突入!

昨日 13 日で 30 歳になりました。

お祝いのお言葉をくださった皆様,本当にありがとうございました。

たくさんに人に祝っていただけて,感激です。


ついに三十路に突入したようです。

が,まったく実感が沸きません。


昔は 30 歳といえばもうすっかりオトナかと思ってましたが,中身は全然変わった気がしません。それもそのはず,29 歳と 364 日を生きた僕と,30 年を生きた僕がそうそう変わるわけもなく,変わった気がしないのも当然です。それでも,ミソジ,ミソジと皆が騒ぐのには,きっと気の持ちようによってヒトは変わることができるからなのでしょう。


だって今の世が 11 進法で動いていれば僕はまだ 27 歳です。9 進法なら 3 年前に 30 歳を迎えているわけで,10 進法の 30 歳がなんだ,だからどうしたという気もしてしまうわけです。


とは言ってもまぁ,そんなにヘリクツを考えずに,これを良い機会と捉えるのが良いのかもしれません。これを機にいっそう気を引き締めて,研究に取り組みたいと思います。


今後ともよろしくお願いいたします。


見聞読考録 2017/02/14

2017-02-06

脳筋カタツムリ?!

殻を振るカタツムリの話が日刊工業新聞というメディアに紹介された。

Yahoo! ニュースにも再び。


発掘!イグ・ノーベル賞(9)北海道大学−殻で敵を殴るカタツムリ(動画あり)


決して引きこもらず、敵に殻を投げつけるカタツムリ


でも文章中に「北海道大学の森井悠太学術研究員は北海道とロシアで“脳筋タイプ”のカタツムリを発見した」とある。

気に入らない。


脳筋とは:脳みそまで筋肉でできているの略で、体は鍛え上げられたマッチョな体型をしているが、頭は悪そうな人を嘲う言葉である。体力はあるが頭は悪そうな人のこと。筋肉バカ。


参考:日本語俗語辞書


ということなので,まるでカタツムリを不当に侮辱しているように聞こえる。

というか,侮辱そのものでしょ。。いいの?これ?


取り上げてもらえたのは嬉しいんだけど,これはちょっとなぁ。。


Yhaoo! ニュースも,ただその日刊工業新聞を転用するだけならまだしも,わざわざタイトルを加えて,「敵に殻を投げつけるカタツムリ」なんて書いちゃってる。


いや,投げつけないよ!

振り回すんだよ!


投げつけちゃだめでしょ。

カタツムリ死んじゃうでしょ。


伝言ゲームの恐ろしさを知る今日この頃。

結局,受け取る側が気をつけるほかどうしようもないのかも。


見聞読考録,2017/02/06

2017-01-23

然別湖での冬山ハイク

冬の虫を探しに,友人と 3人で然別湖まで行ってきた。

極寒の湖を歩く白銀のスノシューハイク。


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天候に恵まれた素晴らしい 2日間だった。


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帰りに寄った苫小牧での夜釣りが,ちょっと寒すぎて死にそうだったけど,まぁそれもまた良し。

ビバ・冬の北海道。


見聞読考録 2017/01/23

2017-01-12

J.K. Rowling さんの Twitter

かの有名なハリーポッターシリーズの作者,J.K. Rowling さんが,Twitter でカタツムリの殻振り行動を紹介してくださった!なんてこった!


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中学生のときに「ハリーポッターと賢者の石」を読んでドハマリし,これをきっかけに図鑑以外の本を読むようになった。


なんと僕のこれまでの人生の半分も,J.K. Rowling さんにお世話になっているということだ。


現在公開中の映画,Fantastic Beasts and Where to Find Them も非常に良かった。

これからも応援してます。


P.S.

教えてくださった K.I. さん,どうもありがとうございました!


見聞読考録 2017/01/12

2017-01-08

脅迫年賀

な ん だ こ れ は っ !

だ れ の し わ ざ だ っ !


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今日,ラボに来たら,表に貼ってあった。

O 氏か,それとも O 氏か。


いやもう最高。素晴らしい。

面白すぎる。座布団あげたい。


ありがとうございます。

あけましておめでとうございます。


...で,誰?


見聞読考録 2017/01/08

2017-01-06 明けましておめでとうございます。 このエントリーを含むブックマーク

年末年始は,家族で北信へ。

遊びに遊んだ休暇だった。


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昨年の調子で,今年もトバしていきたい。

本年もよろしくお願いいたします。


見聞読考録 2017/01/06

2016-12-27

北海道新聞の夕刊に紹介されました

昨日の北海道新聞の夕刊に紹介されました。

想像以上にでっかくてびっくり。


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どうしんウェブにも。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/video/


今回のカタツムリの殻振り行動の成果は,かなりいろいろなメディアに取り上げられた。


毎日新聞に始まり,

読売新聞

日本経済新聞

北海道新聞

東京新聞

共同通信

Yahoo!

National Geographic

SciNews

New Scientist

GIZMODO

NHK

TBS

etc, etc..


今年は総じてこういう年だったなぁ。

ありがとう,2016年君。


来年も実りある年にできるよう気合を入れていこう。

早く来い来い,2017年君。


見聞読考録 2016/12/27

2016-12-20

国際電話で取材

海外の記者から取材を受けた。

国際電話で。


聴き逃してしまうこと多数。

修行が足りてない。


しかし,どっと疲れた。。


見聞読考録 2016/12/20

2016-12-18

新しい名刺

せっかく早く帰れたので,仕事でも。

意気揚々と取り掛かったは良いものの。


眠い。とてつもなく眠い。

よって,眠くならないことをすることにした。


そして新しい名刺ができあがった。


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こちらが,表。

北海道のカタツムリということで,アイヌの文様を参考にデザインしてあることには,誰も気づくまい。


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そして,裏。

来年度からの所属先であるオランダの大学の情報も入れてある。


次から使おう。


見聞読考録 2016/12/18

シーズン・イン!

山スキー部の後輩と,札幌国際スキー場へ。

ついにシーズン・イン!


でも強風のため,ゴンドラ2本で営業停止!

午前中に切り上げ&撤退!


はい終了!さよならまたね!

でも楽しかった!


見聞読考録 2016/12/18